トマトの鉢上げ・最後の踏み込み温床

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トマトの苗が育ってきたので、大きなポット(鉢)に植え替えています。
いわゆる、鉢上げという作業です。
細かい作業が得意なのは、きよみ。鉢上げ担当です。
就農当初は、肥料が切れて上手く育たないことが多かったのですが、年々ポットのサイズを大きくすることによって、解消されてきました。
3寸から、3,5寸、そして4寸、今では4,5寸ポット(直径13,5cm)を使用しています。
たっぷりの土で、苗もすくすく育ちます。

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今年は、大玉、中玉、ミニ、調理用全て含め、350本ほどの苗を鉢上げしました。
きれいに並べる終ると、ほっと一息つけます。
順調に育ってくれれば、5月10日頃には畑に植え付ける予定です。

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きよみが鉢上げしている間、りょうは踏み込み温床作り。
写真は最後の仕上げに、モデルに登場したきよみ。
作り方は、いたって簡単そうで、難しい。
落ち葉に米ぬかと水をかけて、よく踏み込みます。
踏み込み加減と、水の量によって温度の上昇具合や、持続時間が変わってきます。
最近になって、ようやくコツがつかめてきました。
8年目にしてやっとです。農業はやっぱり経験が大切です。
2日ほどすると発酵熱が出てきて、ほかほかになります。
今回で踏み込みはおしまい。
最後に蒔く、かぼちゃやきゅうりの発芽のための熱源に使用します。
踏み込んで発酵した落ち葉は、2~3年、野外で寝かせて、腐葉土にします。
この腐葉土を利用して、野菜の苗づくりが行われるのです。
雑木林の落ち葉集めから始まり、踏み込み温床、そして野菜の苗作りへ。
自然界のめぐみを大切に利用するための、とても重要な仕事です。

有機農業は、自然の循環によって行われる作業がほとんどを占めます。
先人の知恵が、私達の基礎になり、あとは私達が個性を肉付けして楽しみます。
魅力に尽きない、とてもとても楽しく、そして奥の深い仕事です。

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