固定種の良し悪し

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きゅうりが最盛期を迎えています。こちらは固定種の相模半白きゅうりです。歯ごたえがとてもよく、見た目も味も気に入っている品種です。
買ったタネから育てたものですが、半分は生育不良になり、なんとか残った株から、ほんの少しだけ収穫できています。
きゅうりの固定種1年目はかなり収穫量が見込めません(特に節成り系の品種は厳しいです)。数年かけて自家採種を繰り返し、生命力の強いタネに育てていきます。
自家採種4年目の固定種(なすの)は、自然農法のタネから固定化した品種。ゆずってもらった一年目から素晴らしい収穫量があります。
タネを間違えると、さっぱり採れなくなる代表格が、このきゅうりです。
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固定種のミニトマト、チェリークィーン。黄色い花が数え切れないほど咲いています。F1品種に負けないくらいの味と収穫量があります。
今まで固定種のミニトマトは何十種類と作ってきました。しかし、そのほとんどが悲惨な味や生育状況で、悲しい思いをたくさんしました。
唯一美味しくそして形も揃っていたのが、この品種です。今後もタネを採り続けていきたいと思います。
奥の白い花は人参の黒田5寸です。花が終わり、ちらほらタネが実り始めています。形の良い人参を晩秋に埋めておくと、今頃になって花が咲いてタネが実ります。簡単に、そしてたくさんタネが採れます。
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こちらはタネ採りしたそらまめです。収穫をしないて畑でそのままにしておくと、このように真っ黒になり完熟します。
黒い莢を収穫し、数日天日で干すとカラカラに乾いて、パカット莢が割れます。そらまめは固いタネへと変身しています。
昨年は黒くなる少し前に収穫して、ほとんどが発芽不良になってしまいました。畑で真っ黒になるまでしっかりと完熟させるのがポイントかと思います。
そらまめのタネは購入するとかなり高額です。豆類は特に簡単に自家採種できるので、お勧めです。
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こちらは長ネギの畑です。雑草に負ける確立が最も高いネギですが、今年は一列だけ黒マルチ高畝栽培を試してみました。
白身の短い太っこネギを90cmマルチに2条で植えてあります。黒マルチのせいなのか、生育がびっくりするほど早いので驚いています。今後は夏場の高温が心配なところです。
順調にいけば野菜の少なくなる9月頃に出荷できそうです。
ネギは市販のものはほぼ全てF1(交配種)になっています。あらき農園ではすべて固定種を使っていますが、特に遜色なく育ちます。
京都九条太ネギ、水戸の赤ネギ、地元の柳川採取研究会の太っこネギ、汐止晩生ネギ、育てやすく柔らかい品種を中心に作っています。

7月4日出荷の野菜は、なす、ピーマン、きゅうり、ミニトマト、枝豆、いんげん、ズッキーニ、キャベツ、じゃがいも、たまねぎ、にんにく、ミニ人参、大根です。
枝豆が初収穫です。大根は終了し、キャベツ、ズッキーニがは終盤に入っています。初夏の野菜から真夏の野菜へと変化しています。

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